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蜷川幸雄の演出／監修のもと、これまで世に次々と話題作を送り出してきた彩の国シェイクスピア・シリーズ。その中にあって、戯曲が書かれた時代の形式を踏襲し、すべての役を男性俳優が演じるシリーズ内企画“オールメール・シリーズ”は、これまで『お気に召すまま』（出演；成宮寛貴、小栗旬ほか）、『間違いの喜劇』（出演；小栗旬、内田滋ほか）、『恋の骨折り損』(出演；北村一輝、姜暢雄ほか)、『から騒ぎ』（出演；小出恵介、高橋一生ほか）の４本が上演され、いずれも大きな反響を呼びました。
シリーズ第23弾となる今回は、そのオールメールの最新作として、喜劇『じゃじゃ馬馴らし』を上演いたします。主演は歌舞伎界の若手実力派、市川亀治郎。本業のみならず、現代劇や映像作品でも多岐に渡る活躍をみせる俳優が、いよいよ彩の国シェイクスピア・シリーズに登場します。相手役を務めるのは、劇団第三舞台退団後も舞台やドラマ、映画などで強い個性を発揮し続ける筧 利夫。初めてとなる蜷川作品への出演に、演劇ファンの期待が高まっています。さらには、今もっとも注目を集めている若手俳優のひとりで、今春には連続ドラマ「タンブリング」にも主演した山本裕典、オールメール・シリーズ全作品に娘役で出演し高い評価を得ている月川悠貴など、蜷川作品ならではの個性的な面々が顔を揃えます。
蜷川幸雄が挑むシェイクスピア屈指の人気喜劇、彩の国シェイクスピア・シリーズ『じゃじゃ馬馴らし』に、どうぞご期待ください。 |
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