2003年福島三郎作・演出『二人の噺』で、石川五右衛門直系の泥棒と落語家の抱腹絶倒のやりとりを演じてコメディーでも達者なところを魅せつけた中井貴一と段田安則。
中井貴一は今年、三谷幸喜作・演出『コンフィダント・絆』に出演するなど映像だけでなく舞台の世界でもその卓抜した演技力と軽妙洒脱な表現に磨きがかかっています。
一方、段田安則も、蜷川幸雄演出『平将門』『タンゴ・冬の終りに』、またケラリーノ・サンドロヴィッチ演出『ヴァージニア・ウルフなんかこわくない?』で
読売演劇賞・最優秀男優賞を受賞するなど、その自在な表現力で幅広く活躍している今や日本演劇界を代表する男優の一人といって過言ではないでしょう。
そんなシリアスからコメディーまでゆとりでこなせてしまう実力派の二人が4年振りにがっぶり四つに組んで、さらにパワーアップした抱腹絶倒振りを魅せてくれること確実な舞台がこの『二人の約束』なのです。
そして、今回は客演に、ヒロインとして りょう を迎える事となりました。
りょうは、今回初舞台となります。百戦錬磨のおじ様二人が、りょうという美しいヒロインを相手に様々な顔を魅せてくれることでしょう。
また りょう も時に可憐にまた時にタフな、映像とはまた違った一面を魅せてくれるに違いありません。
中井貴一、段田安則そして りょう という3人でお贈りする心温まるコメディー『二人の約束』にどうぞご期待ください!!
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